脱原発のスタンディングアピールに参加(環境問題を考える会)
3/11(土)「とめよう!東海第二原発首都圏連絡会」の第7波統一行動の一環として、宇都宮市内での原発回帰・再稼働反対スタンディングアピールに当会有志が参加しました。以下、概要を紹介します。
・日時 2023年3月11日(土) 12時〜13時
・場所 JR宇都宮駅コンコース東口〜二荒山神社前
・内容 横断幕やのぼり旗、プラカードを掲げ、チラシ配布とスピーチで脱原発を訴え
・主催 原発いらない栃木の会(当会も参加する市民団体)
・企画 とめよう!東海第二原発首都圏ネットワーク
福島原発事故の後、県内でも下野市議会を含む多くの市町議会が「脱原発のエネルギー政策を求める意見書」を採択し国に提出しました。しかし、いまだ3万人以上の方が避難生活を強いられる一方で、多くの国民の反対にも関わらず各地の原発が再稼動され、増え続ける汚染水は海洋投棄されようとしており、除染した汚染土や各地に拡散した指定廃棄物は今も処分の目処が立っていません。原子力緊急事態宣言はいまだに解除されず、これだけの被害に誰も責任をとらないままになっています。にもかかわらず、政府は国民の合意もないまま、これまでの脱原発依存政策を反故にし、原発の新増設や運転期間60年への延長等、原発回帰・推進への反転政策を閣議決定しました。もし、老朽化した東海第二原発を再稼働して重大事故が起きれば、地元茨城県に限らず栃木県を含む首都圏は放射能拡散で壊滅の危機に晒されます。ウクライナ紛争では原発が戦争の標的になることも明らかになりました。そもそも原発のウランは全て輸入に頼る上、石油資源より先に枯渇する貧弱な資源なので、エネルギー安全保障にもなりません。このような状況下でフクシマを忘れたかのような原発回帰への反転が許されるのでしょうか。
当日、JR宇都宮駅コンコース東口でのスタンディングアピールには当会有志を含む13名が参加し、添付のチラシを配りながらアピールを行いました。人通りが多いところなので場所的には適していますが、受け取らない人も多く、関心の低さが感じられる中で、それでもチラシを受け取って話を熱心に聞いてくれる人もいました。12時半からは当会有志を除く参加者が二荒山神社前に移動し、県民ネットとの合同スタンディングにも参加しました。2ヶ所での配布チラシは合計で約200部になり、それなりの成果は得られたと思います。参加した皆さん、お疲れさまでした。
当日のスタンディングで配布したチラシ(A4二つ折りの表面)
当日のスタンディングで配布したチラシ(A4二つ折りの裏面)
JR宇都宮駅コンコースの東口(北側)でのアピール活動。
横断幕やのぼり旗、プラカードを掲げて通行人に脱原発をアピールしました。
同上、南側でのアピール活動。
コンコース東口で通行人にチラシを配布する参加者の皆さん。
コンコース東口の南側に見えるLRTターミナル。(試運転時の脱線事故のため、予定より開通が遅れている。)
二荒山神社前に移動してのスタンディングアピール(県民ネットと合流して実施)
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