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春の環境講演会に講師として参加(環境問題を考える会)

公開日:2023年06月17日 最終更新日:2023年06月22日

 5月20日(土)小山市中央公民館において、小山の環境を考える市民の会主催による「春の環境講演会」が開催され、当会事務局の益子友幸氏が「市民の目線で地域のごみ問題を考える」と題する講演を行いました。会場には小山広域保健衛生組合や小山市環境課の関係者や多数の市民が参加し、質疑の時間には多彩な質問や意見が続出して、この問題に対する関心の高さが窺えました。以下、概要を紹介します。

日時 2023年5月20日(土) 13:30〜15:30
会場 小山市中央公民館 視聴覚室(小山市中央町1−1−1 電話 0285-22-9562)
演題 ーごみゼロ社会を目指してー市民の目線で地域のごみ問題を考える
講師 益子友幸さん(環境問題を考える会・事務局)
参加費 無料(予約不要)
主催 小山の環境を考える市民の会(環境問題を考える会の交流団体)

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主催者を代表して開会の挨拶する小山の環境を考える市民の会の楠代表

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パソコンとプロジェクターを使ったスライドで講演する益子さん(環境問題を考える会事務局)
講演内容の要点として以下のことが分かり易く解説されました。
・小山広域のごみ分別方法と小山広域組合の関係施設紹介
・小山広域におけるごみ排出量の現状と燃やすごみ削減の必要性
・燃やすごみ削減のため小山広域組合が導入を計画している指定袋制の課題、資源ごみ分別徹底の効果
・容器包装リサイクル法の課題、容器包装の3Rを進める全国ネットワークの紹介
・リサイクルだけではごみは減らない、発生抑制を進めるための切り札が「拡大生産者責任」であること
・プラごみ海洋汚染の実態、水道水や大気中にも拡散するマイクロプラスチック
・世界各国のプラスチック削減対策、日本のプラスチック資源循環促進法の紹介と課題
・全国自治体の取り組み、事業者の取り組み事例紹介
・徳島県上勝町のゼロウェイストへの挑戦と課題の紹介
・意識改革としてのごみ名称変更(燃やすごみ→燃やすしかないごみ)、実施例紹介
・3Rから10Rへ、未来のために市民が今すぐできること

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会場にて講演に聞き入る参加者の皆さん

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実物を手に取って、ごみ分別の間違えやすい例と見直すべき改善点を指摘する講師

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