下野市市民活動支援サイト Youがおネット環境問題を考える会活動紹介環境・みどり「東海第二原発いらない一斉行動」に参加(環境問題を考える会)

「東海第二原発いらない一斉行動」に参加(環境問題を考える会)

公開日:2021年12月22日 最終更新日:2022年04月19日

タイトル 「東海第二原発いらない一斉行動」に参加(環境問題を考える会)

詳細

 東海第二原発をご存じですか。茨城県東海村にある関東地区で唯一かつ老朽化した原発です。事業者の日本原電(株)はこの原発の延長再稼働を企図していますが、もし過酷事故が発生したら首都圏は壊滅的な放射能被害を受けることになります。そのため東海第二原発差し止め裁判が行われており、今年3月に水戸地裁は「避難計画が不備であり、原子炉を運転してはならない」との判決を下しました。しかしそれでも日本原電はこの原発を再稼働する準備を進めています。避難計画には30km圏内に加えて広域避難計画もあり、下野市は6,000名以上の笠間市民を受け入れることになっています。それどころか、下野市民も避難する事態になるかも知れません。このような背景から、12/11(土)に「東海第二原発いらない一斉行動」が企画され、栃木県では日光市内で開催されたアピール行動に当会からも有志が参加しました。以下、当日の写真と資料で概要を紹介します。

日時 2021年12月11日(土)13時~14時
場所 日光市・神橋付近(天海僧正銅像前)
内容 横断幕とプラカードによるアピール、チラシ配布
参加者 県内各地から23名(当会有志2名を含む)
主催 さようなら原発!日光の会
呼びかけ団体 東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク

当日は土曜日で天候にも恵まれ、世界遺産「日光の社寺」の表参道になる現地は観光客で賑わっていて、アピール活動には絶好の場所でした。準備したリーフレット100部は全て配布済み、観光バスの乗客が激励の手を振ってくれる場面もありました。

当日は駐車場が混み合うことを想定し、JR日光線で現地へ。
写真はJR日光駅の駅舎外観。この駅舎の原型は大正元年に建てられたもので、最近改装されたが、元の原型を維持しているのが特徴。

JR日光駅から東照宮方面に向かって表山道を歩き、一斉行動の集合場所へ向かう。

集合場所の天海僧正銅像前(神橋の手前)でアピール故行動の準備をする参加者の皆さん。
中央は主催者である「さようなら原発!日光の会」代表の冨岡洋一郎さん。

表参道(国道120号線)に向かって横断幕を広げてアピールする参加者の皆さん。
後方に立つのは天海僧正の銅像。

整列してアピールする参加者の皆さん。
(神橋側より日光市内方面を望む)

同左
(日光市内側より東照宮方面を望む)

アピール参加者を背後から見る。
(前方は日光金谷ホテルの入り口)
当日用意したリーフレットは多くの観光客が受け取ってくれて、100部を全て配布完了。

同左(前方に神橋を望む)
路上は観光客の自家用車で渋滞の列が続く。
時折通る観光バスの乗客が窓から手を振って激励してくれる場面も。

日光橋の上より神橋と大谷川を望む。
神橋は二荒山神社の建造物で、重要文化財指定。
奈良時代末期、勝道上人が大谷川の急流に行手を阻まれ、神仏に加護を求めたところ、2匹の蛇から山菅(やますげ)が生えて橋になったという伝説に由来する。

12/11の東海第二原発いらない一斉行動に参加を呼びかけるチラシ
(発行は「東海第二原発いらない!首都圏ネットワーク」)

当日の現地で配布した三つ折りのリーフレット(表)

同左(裏)

この記事を見た人はこんな記事もチェックしています