ボランティア団体向けにごみ問題について講演（環境問題を考える会）

　２０２１年１０月１１日（月）午前１０時より宇都宮市西生涯学習センターにおいて、ボランティア団体向けにごみ問題に関する講演を行ったので、以下に概要を紹介します。

・日時　2021年10月11日（月）　10:00～12:00
・会場　宇都宮市西生涯学習センター
・演題　市民の目でごみ問題を考える
・講師　益子（環境問題を考える会・事務局）
・参加費　無料
・主催　傾聴ボランティア「野の花の会」
　https://www5.hp-ez.com/hp/keityou/page10

　この講演会は宇都宮市内の傾聴ボランティア「野の花の会」の長浜会長（実は当会の会員）から依頼を受け、身近な環境問題として地域のごみ問題をテーマに実現したものです。初めて聞く方には若干難しい部分もあったかと思いますが、会場の皆さんには熱心に聞いていただいて大変好評でした。特に途中で行ったごみ分別クイズでは大いに盛り上がりました。これを機会に地域のごみ処理やプラごみ問題について、更なる関心と理解を深めていただけたらと期待しています。

当日の会場となった宇都宮市西生涯学習センターの外観。

主催者である「野の花の会」を代表して開会の挨拶をされる長浜会長。

講演の前に司会の方より講師の紹介をしていただきました。

講演を始める益子講師（環境問題を考える会・事務局）

講演はパソコンとプロジェクターを使って行われました。（会場に備品がないため、必要機材は講師が持ち込み）
参加者にはスライドを集約印刷した資料が配布されました。

スライドと講演に熱心に聞き入る会場の皆さん。

スライドと講演に熱心に聞き入る会場の皆さん。
途中でごみ分別クイズを行いましたが、毎日のごみ出しに関わることなので、大いに盛り上がりました。

講演後の質疑では、会場からいろいろな質問があり、講師との意見交換も行われました。

講演の主な内容（参考）
・環境問題を考える会の紹介
・環境問題とは何か？ごみ問題はなぜ環境問題か？
・宇都宮市におけるごみ排出量、分別～回収処理の現状と課題
・ごみ問題の法体系と容器包装リサイクル法
・３Rの優先順位、ごみ減量化の切り札「拡大生産者責任」
・マイクロプラスチックとプラごみ汚染の実態
・プラごみ削減へ世界各国と日本の対応
・自治体や事業者の取り組み事例
・レジ袋有料化とプラスチック資源循環促進法の意義と課題
・ゼロウェイストとサーキュラーエコノミー
・ごみを減らすために、いま市民にできること