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下野市の水道施設を見学(環境問題を考える会)

公開日:2019年06月10日 最終更新日:2022年04月19日

タイトル 下野市の水道施設を見学(環境問題を考える会)

詳細

 下野市の水道水は地下水を100%水源としており、そのお陰で安くて美味しい水が市内全域に提供されています。しかし、その大切な水道水がどのように配水され、維持管理されているのか、その現場を一般市民が見る機会は殆どありません。そのため、当会も参加している「下野市の水道水を考える市民ネットワーク」が5月31日(金)に市民を対象とした水道施設の見学会を企画開催しました。当会からも有志が参加したので、以下に概要を紹介します。

日時 5月31日(金) 14:30~16:00
見学先 南河内第1配水場(下野市薬師寺1949)
案内 下野市水道課
  (まちづくりリクエスト講座として実施)
参加者 市民12名

 当日は最新の配水場設備と給水の流れを一通り見ることができ、市民生活に不可欠な水道水が安全に供給かつ維持管理されているのを体感することができました。予定の時間を大幅に超過して案内していただいた市水道課の皆さんに感謝しますと共に、大切な地下水の水が今後とも安定供給されることを願っています。

下野市南河内第1配水場の正門。
中央奥が配水塔、右手前はシルバー人材センターの建物。

見学に先立ち、管理事務所の前で野口さん・蓬田さん(ともに下野市水道課・建設管理グループ)から概要説明がありました。
汲み上げポンプと配水塔からの自然流下による配水能力は7400m3/日とのこと。

まず、配水場の敷地内にある井戸(南河内1号井)を見学。井戸の上端部しか見えないが、この下100m以上の深さに水中ポンプがある。

南河内1号井の周りで説明を聞く参加者の皆さん。

配水場の中庭にある観測池。
ここには井戸からの原水が導入され、鯉が飼育されている。当初は鱒が飼われていたが、水温管理が難しいので鯉に替えたとのこと。いずれも汚染モニターが名目だが、実は人間より鯉の方が汚染に強いと言われている。

1号井で汲み上げた原水は、この流露を通って観測池に流入する。

下から見上げた配水塔。
上部にあるタンクの容量は300m3。

配水塔の中に入る参加者の皆さん。
セキュリティ対策として、内部は全て撮影禁止になっているので、内部の設備(ポンプ、非常用発電機、塩素殺菌機、自動制御システム等)は残念ながら紹介できません。)

管理事務所内に展示されている家庭への給水配管模型。丙止水栓や水道メーターを側面から見ることができる。

見学終了後、参加者一同で記念撮影。
お疲れさまでした。

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