種子の会とちぎ公開シンポジウムに参加(環境問題を考える会)
公開日:2019年02月21日 最終更新日:2022年04月19日
タイトル | 種子の会とちぎ公開シンポジウムに参加(環境問題を考える会) |
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詳細
昨年の通常国会で「主要農作物種子法」が十分な審議もなく廃止されました。同法律は終戦直後のような食料危機の再来を防止するため、国や自治体が主要農作物の種子を安定供給することを義務づけたものであり、これによって米・麦・大豆等の国内生産が確保され、厳しい国際貿易環境の中で自前の種子による生産と国産種子による自給率向上の努力が続けられてきました。 |
この問題への関心と危機感の高まりもあり、会場となったコンセーレ2階の式場は150名の参加者で満杯になりました。 |
映画「種子ーみんなのもの?それとも企業の所有物?」が上映された後、当日の司会進行をする齋藤一治さん(民間稲作研究所)と古谷慶一さん(種子の会とちぎ共同代表) |
主催者を代表して開会の挨拶をする石崎幸寛さん(種子の会とちぎ共同代表、上三川町議会議員) |
特別講演として「種子法の廃止とこれからの日本農業について」を講演する山田正彦さん(元農水大臣、弁護士) |
報告1として「北海道における種子条例制定運動とその成果について」を報告する久田徳二さん(北海道大学客員教授) |
報告2として「山形県における種子条例制定運動とその成果について」を報告する志藤彰一さん(庄内共同ファーム) |
報告3として「各県における種子条例制定の現状と今後の展開」を報告する杉山敦子さん(日本の種子を守る会) |
報告4として「種子の会とちぎより条例制定への提言」を報告する稲葉光國さん |
以上を踏まえて、総合討論「県条例の制定と生産振興をめぐって」が行われました。 |
総合討論の中で栃木県議会の対応状況を報告する野村せつ子さん(栃木県議会議員) |
会場からの質問にパネリストが答えながら、制約された時間の中で総合討論は盛り上がりました。 |
当日の会場では有機農産物や参考書籍が販売されました。 |
栃木県知事と県議会議長宛て種子条例の制定を求める要望署名用紙 |
同左、裏面 |