しもつけ環境市民会議

しもつけ環境市民会議　設立趣意書

　私たちの住む下野市は自然災害の少ない住みやすいまちです。しかし、私たちの生活は、社会構造の変化に伴う環境負荷の増大により、自然や生活環境等において様々な問題を発生させております。
　こうした環境に関する課題を解決し、持続可能な地域社会の構築をめざし、下野市では、環境の保全と創造に向けた長期的な目標とその実現のための施策や取り組みをあきらかにした、「下野市環境基本計画」を平成２５年３月に策定しました。
　本計画の中では「人と自然が調和し、歴史と文化のかおる心豊かなまちしもつけ」の環境像を掲げる「下野市環境基本計画」を効果的に推進していくためには、市の取り組み（施策）の展開だけでなく、環境パートナーシップの理念に基づき、市民、市民団体、事業者、市とが一体となり本計画に掲げられた協働プロジェクトの推進や、各市民団体との環境ネットワークづくりを進めていく上で、要となる組織が必要であると謳われております。
　そこで私たちは、「しもつけ環境市民会議設立準備会」を立ち上げ、この計画の具体的な取り組みを行う組織づくりを進めてまいりました。
　その結果、環境への正しい理解を含め、環境の保全と創造のために行動する人の輪を市民全体に広げるため、また、市の環境、および、環境関連施策に調査研究し、市民、市民団体、事業者、市に対して協働プロジェクト実施の提案や提言を行う「しもつけ環境市民会議」を設立することとしました。
　こどもたちをはじめ、環境の保全と創造の活動をおこなう次世代の担い手の育成も時代の急務です。
　私たちの活動が「下野市環境基本計画」における環境像の具現化、そして、私たちの住む地球の持続可能な環境づくりのために、大いに寄与することを願うものです。

平成２６年６月１４日
　　　　　しもつけ環境市民会議設立準備会
　　　　　　　　　　　会　長　岡本　英樹