さようなら原発!栃木アクション2023に参加(環境問題を考える会)
福島原発事故の後、県内でも下野市議会を含む多くの市町議会が脱原発のエネルギー政策を求める意見書を採択し政府に提出しました。しかし多くの国民の思いに反して各地の原発が再稼動され、増え続ける汚染水は海洋に投棄される一方、除染した汚染土や各地に拡散した指定廃棄物は今も処分の目処が立っていません。原子力緊急事態宣言はいまだに解除されず、これだけの被害に誰も責任をとらないままになっています。にもかかわらず、政府は脱原発依存の政策を180度覆し、原発回帰へと政策転換しました。そしてウクライナ紛争によるエネルギー危機を口実に、東海第2を含む老朽化した原発の再稼働と原発の新増設まで画策しています。
こうした中で、次世代にツケを回さないためにも多くの市民が明確な意思表示をする必要があり、11月18日(土)宇都宮市内にて「さようなら原発!栃木アクション2023」が開催されました。これは全ての思想・信条・世代を超えて「脱原発」の一点で結集し、県内最大規模の市民パレードとなるもので、当会の有志も例年通り参加しました。参加者数は700人超とのことです。以下、当日の写真とともに概要を紹介します。
・日時 11月18日(土) 13:00~15:00
・集合場所 宇都宮城址公園
・開会、挨拶 13:00
・お話 満田夏花さん(FoE Japan 事務局長)
・集会アピール
・パレード 14:00〜15:30(宇都宮城址公園~シンボルロード~大通り~宮の橋)
・主催 さようなら原発!栃木アクション
開会前のコンサートでオカリナの演奏を披露する「ヤフカジュ・コッキーズ」の皆さん
主催者を代表して開会の挨拶をする大木代表
ゲストスピーカーとしてお話をする満田夏花さん(国際環境NGO「FOE Japan」理事)
この後、いわむらかずおさん、鹿沼市長、塩谷町長からのメッセージも紹介されました(末尾を参照)
集会アピールを読み上げる野崎事務局長(アピール文は末尾を参照)
宇都宮城址公園を出発するパレードの先頭
宇都宮城址公園を後にしてパレードする環境問題を考える会有志の皆さん
市役所前を右折し、シンボルロードに入った参加者の皆さん
シンボルロードを北上するパレードの皆さん
シンボルロードから大通りへ向かうパレードの皆さん
同上
シンボルロードと大通りの交差点を右折するパレードの皆さん
二荒山神社前の大通りを行くパレードの皆さん
大通りを宮の橋に向かって進むパレードの皆さん(沿道の市民からも激励の声が上がりました)
宮の橋の前でパレードは無事終了。先導車の皆さんもお疲れさまでした。
この情報は、「環境問題を考える会」により登録されました。