さようなら原発!栃木アクション2022に参加(環境問題を考える会)
福島原発事故の後、県内でも下野市議会を含む多くの市町議会が「脱原発のエネルギー政策を求める意見書」を採択し国に提出しました。しかし、いまだ3万人以上の方が避難生活を強いられる一方で、多くの国民の反対にも関わらず各地の原発が再稼動され、増え続ける汚染水は海洋投棄されようとしており、除染した汚染土や各地に拡散した指定廃棄物は今も処分の目処が立っていません。原子力緊急事態宣言はいまだに解除されず、これだけの被害に誰も責任をとらないままになっています。にもかかわらず、エネルギー危機を理由に老朽化した原発の再稼働や原発の新増設まで画策されています。
このような背景の下、コロナ禍で中止していた「さようなら原発!栃木アクション2022」が11月19日(土)宇都宮市内にて3年ぶりに開催され(主催は同アクション実行委員会)、当会は実行委員会も含めて当日のパレードに団体参加しました。当日は天候にも恵まれ、集合場所の宇都宮城址公園には多くの市民が結集し、脱原発を訴えながら市内をパレードしました。以下、当日の写真で概要を紹介します。
秋晴れの下、集合場所となった宇都宮城址公園には当会有志を含め県内各地から700名の市民が集まりました。
会場の特設ステージで開会の挨拶をする主催者代表の大木弁護士。
大木弁護士は元南河内町の顧問弁護士で、当会のアドバイザーでもあります。
特別ゲストとして脱原発を訴える弁護士の海渡雄一さん。
海斗弁護士は脱原発弁護士全国連絡会の共同代表として、福島原発事故での東電の責任追求、原発運転差し止め訴訟を多数担当しています。
集会アピールを読み上げる主催者事務局の野崎嵩史弁護士。
同アピールは満場一致で採択されました。(アピール文は末尾の画像を参照)
会場で市民団体が掲げた東海第2原発の再稼働に反対する横断幕。
城址公園の西門をスタートするパレード先頭の皆さん。
パレードの先頭に続いて城址公園の西門を出る参加者の行列。
この後、パレードは宇都宮市役所の北側通りへ向かいました。
宇都宮市役所の北側通りをパレードする当会の参加者有志。
シンボルロードから中央通りを抜けるパレードの皆さん。
中央通りから大通りへ向けて右旋回するパレードの皆さん。
大通りで二荒山神社と旧パルコの間を行進するパレードの皆さん。
今回はコロナ対策のためシュプレヒコールを中止し、街宣車のアナウンスのみでしたが、沿道の市民からは多くの激励の声をいただきました。
JR宇都宮駅方面に向けて行進するパレードの皆さん。
この後、参加者は宮の橋をゴールに自由解散となりました。参加された皆さん、お疲れさまでした。
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