環境問題を考える会
                             

県南広域的水道整備事業に関する県との協議に参加(環境問題を考える会)

 2019年2月4日(月)、当会も参加する「栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワーク」と栃木市・下野市・壬生町の市民団体は栃木県庁を訪問し、県が進める県南広域的水道整備事業について、県の関係者との協議(質疑および意見交換)を行いました。以下、概要を紹介します。

日時 2月4日(月) 午後1時半〜3時
会場 栃木県庁北別館 302会議室
県側出席者(計9名)
・総合政策部総合政策課:笹川政策調整官、佐々木副主幹、田口係長
・県土整備部砂防水資源課:阿久津課長補佐
・保健福祉部生活衛生課:古橋主幹、他
市民側参加者(計17名)
・栃木県南地域の地下水を生かす市民ネット:大木代表他、計5名
・思川開発事業と栃木市の水道水を考える会:猿山共同代表他、計5名
・下野市の水道水を考える市民ネット:中里代表他、計5名
・壬生町の水と環境を守る会:計2名
内容の概略
 事前に質問書(下記参照)を提出していましたが、県側はそれへの回答をせず、「栃木県南地域における水道水源確保に関する検討報告書」の内容を読み上げ、スケジュールも従来のフロー図で説明するのみでした。そのため、市民側から事前質問書に沿って回答するよう要求しましたが、その場での回答は論理性に欠ける不十分なものでした。(回答の要点についても下記参照)
 以上は口頭でのやり取りであり、時間の制約から議論も不十分で全ての質問には回答を得られなかったので、改めて文書で回答していただくよう要請しました。また、今後も機会をみて懇談会を行うことも要請しました。

栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワークから栃木県知事宛てに提出した協議開催の要望書(1/2)
同左(2/2)
協議に先立ち、あらかじめ県側に提出した質問書。(1/2)
質問は3つの項目に分けて集約しています。
同左(2/2)
以下は事前質問に対する県側の口頭での回答要点です。(全ての質問に対する回答にはなっていません。)
・渇水のリスクは地下水より表流水の方が大きいとしても、代替水源として表流水は必要。
・検討書では地盤沈下を取り上げているが、直接問題にはしていない。
・カビ臭対策を含め表流水導入時の課題については詳細検討中。
・県が市町の水道事業に関与する法的根拠はないが、各市町の賛同を得ており、県からの押しつけではない。
・スケジュールはH42年の給水開始を目標に進めており、現在は合意形成に至る前の段階である。今年中を目標に事業全体の詳細を詰めるので、合意形成は来年より以降になる。
・各市町の費用負担や水道料金の方式についても今後検討して行く。
・各市町が不参加を選択した場合のペナルティの有無については言える立場にない。
・県南広域的水道整備計画の策定要請は(小山市等を含まず)2市1町だけになる可能性もある。
・詳細内容を各市町に説明するのはこれからなので、住民への説明も今後の課題になるのではないか。
・思川開発事業から県が撤退する考えはない。
事前質問書に基づき、質疑と意見交換を行う県側出席者と市民側参加者の皆さん。
市民側は先に2市1町宛てに提出した1万筆以上の要望署名(市民の声)を踏まえての参加でした。

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