非核平和をすすめる下野市の会
                             

原発事故と健康被害ー正しく対応して、子どもたちの未来を守ろう

12月11日(日)午後2時から生涯学習情報センター研修室で開かれ、初めに「原爆と原発」パネル作成者がつぎの説明をした。
 1.栃木県下で開かれている「安心」を宣伝する講演会では、100ミリシーベルト位の累計被曝ならすぐに病気になる心配も晩発的な発癌の危険も高くない(発癌確率が約1%増す)と説明された。
 2.しかし、被曝のうちでも放射性物質が体内に入って至近距離でアルファ線やベータ線を浴びる体内被曝のリスクは大きい。 内部被曝の怖さは、広島・長崎での入市被爆者の被害やチェルノブイリ事故後の甲状腺癌や白血病の多発、最近増えてきた膀胱癌で明らかだ。
 3.内部被曝の原因は肺への蓄積(マスクでかなり防げる)と食物からの吸収だ。暫定基準があり、食物の一部は検査されているが、この基準(セシウム500ベクレル/Kg)は甘く、1/5以下にする必要がある。
4.下野市の空間線量は0.1マイクロシーベルト/時位なので内部被曝に気をつければ発癌リスクはあまり高くないが、福島の人たちや子どもたちの危険は残る。
 それから参加者の質問や意見表明があり約1時間半熱心に話しあった。
・線量計を買って測ったが、下野市でも雨水のたまるところでは1マイクロシーベルト/時をこえるところがある。市でも線量計を貸し出し始めたそうだが、もっと細かに測定する必要がある。
・福島は本当に大丈夫だろうか? 栃木でも焼却灰の始末に困っているそうだが、除染しても汚染土の置き場に苦労しているらしい。線量が高ければ、とても帰れない。まして子どもを連れては。
・1990年発表の国際放射線防護委員会が内部被曝の重要性を見落とした。その後、チェルノブイリ事故が研究され、発癌確率が高いことが何度も発表されているのに、原子力利用企業に連なる人々はこれを無視し、20年前に化石化している。 南河内自治会連合主催の講演会では、内部被曝の重要性を勧告した欧州放射線リスク委員会を「犯罪者を含む集団」の一言で済ませた。この「犯罪者」は白ロシアの医科大学の学長で真実を報告しようとし当時の政府に逮捕されただけなのに。
・子どものことは本当に心配だ。給食のミルクのことで小学校に行ったが、取り合ってもらえなかったがやっと話し合いができることになった。心配する母親のサークルがありますので、連絡 (Himawari.shimotsuke @gmail.com)をお待ちしています。




前のページへ戻る
下野市市民活動支援サイト You がお ネット