環境問題を考える会
                             

県南地域水道問題全国集会に参加(環境問題を考える会)

 栃木市・下野市・壬生町の水道水は地下水100%。だから安全で安くて美味しい。 なのに、この2市1町に対して栃木県が南摩ダムによる河川水を水道水として卸売りする「県南広域的水道整備計画」が検討されています。
 この計画に参加すれば、県が莫大なお金をかけて新たに水道施設を建設する費用とダム建設負担金が水道利用 者の負担となり、水道料金に跳ね返ることになります。つまり、私たちは現在より高い料金でまずい水道水を買うことになるのです。 これに対し当会も参加する市民団体ネットワークが地下水100%の水道水維持を求める活動を展開中です。このような背景から、11月25日(日)に関連団体の共催による「栃木県南地域水道問題全国集会」が栃木市内で開催されました。会場には水源開発問題全国連絡会(水源連)の会員や県内2市1町の市民など100名以上の市民が集まり、講演や報告会で情報共有と意見交換が行われました。以下、概要を紹介します。集会の案内は左記チラシを参照下さい。

日時 2018年11月25日(日) 13:15〜16:00
会場 栃木市国府公民館 大交流室
主催(共催)
・栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワーク
・思川開発事業を考える流域の会
・水源開発問題全国連絡会
プログラム 左記チラシ参照
関連サイト(水源連)
http://suigenren.jp/news/2018/09/24/11081/

会場となった栃木市国府公民館の正面玄関。
当日は秋晴れで天候にも恵まれました。
会場の大交流室には水源連の会員や2市1町を含む多くの市民が集まり、100名以上の参加で熱気に溢れました。
当日の司会として開会の宣言をする「思川開発事業と栃木市の水道水を考える市民の会」事務局の内海成和さん(栃木市議)。
以下、プログラムは内海さんの司会で進行しました。
主催者を代表して開会の挨拶をする「栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワーク」代表の大木一俊さん(弁護士)。
来賓の挨拶をする「水源開発問題全国連絡会」共同代表の遠藤保男さん。
記念講演その1として、
「新規水源開発事業の不合理生を検証する」
〜水源事業経営および利用者の視点から〜
を講演する作新学院大学名誉教授の太田正さん(とちぎ地域・自治研究所理事長)。
水需要の減少に対して、水道事業を民営化(コンセッション方式)することの不合理性が解説されました。
記念講演その2として、
「鬼怒川水害と西日本豪雨災害で明らかになったダム偏重河川行政の誤り」
を講演する「水源開発問題全国連絡会」共同代表の嶋津暉之さん。
実際の水害を踏まえて、ダムによる治水の限界と危険性が解説されました。
現地報告〜高くてマズい水はごめんだ〜
その1として、
「三ダム訴訟・思川開発について」を報告する大木一俊さん(三ダム訴訟弁護団)。
南摩ダムを含む3ダム訴訟の経過を踏まえて、思川開発事業の不合理生と市民ネットワークの取組みが紹介されました。
現地報告〜高くてマズい水はごめんだ〜
その2として、
「ダムのためのムダな利水計画」を報告する早乙女正次さん(元栃木県水道課長)。
思川開発事業に直接関わった立場から、南摩ダムによる利水事業のムダが解説されました。
地元の取組みとして、栃木市の状況を報告する「思川開発事業と栃木市の水道水を考える会」事務局の大塚育子さん。
地元の取組みとして、下野市の状況を報告する「下野市の水道水を考える市民ネットワーク」事務局の益子友幸さん。
(報告内容については末尾の添付資料参照)
地元の取組みとして、壬生町の状況を報告する「壬生町の水と環境を守る会」事務局の針川典子さん。
講演と報告の後、会場の参加者からは多様な質問や意見が出され、それぞれ関連する講師・報告者から回答・説明がありました。
講演内容について会場からの質問に答える太田さん(作新学院大学名誉教授)。
最後に集会のまとめと閉会の挨拶をする「栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワーク」事務局の服部有さん(弁護士)。
下野市での取組みとして「下野市の水道水を考える市民ネットワーク」から報告された資料(1/2)
下野市での取組みとして「下野市の水道水を考える市民ネットワーク」から報告された資料(2/2)
今回の全国集会に先立ち、要望署名に対する下野市の姿勢を知らせるため、市民ネットから市民に配布されたチラシ

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