環境問題を考える会
                             

3R全国ネットの振り返り集会に参加(環境問題を考える会)

 当会は「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」に参加し、家庭ごみの6割を占める容器包装ごみを削減するため全国の市民団体と共に「容器包装リサイクル法」の改正に取り組んでいます。今年5月に環境省と経産省の合同審議会による容リ法見直しの報告書が公開されたことを踏まえて10月21日(金)東京都内にて上記全国ネット主催の「振り返り集会」が開催され、当会は栃木地区代表として参加しました。以下、概要を紹介します。

日時 2016年10月21日(金)13:00〜16:30
会場 東京都水道橋 全水道会館 5F 会議室
内容 左記の案内チラシを参照
主催 容器包装の3Rを進める全国ネットワーク
   http://www.citizens-i.org/gomi0/

現行の容器包装リサイクル法には自治体の費用負担(税金負担)が重すぎる、リサイクルより優先すべき発生抑制・リユースが進まない等、多くの課題があります。しかし合同審議会による検討報告書の内容はこれらの課題を事実上棚上げしており、残念ながら市民の期待からは外れるものでした。今回の振り返り集会を通して、私たちは全国の市民団体と共に引き続きこの問題に取り組む決意を新たにしました。

会場には全国から賛同団体や一般市民など約100名の参加者が集まり、容器包装リサイクル法の改正とごみ減量化に対する関心の高さがうかがえました。立ち席が出るほどの盛況でした。
当日の司会をする栗岡理子さん
(3R全国ネットワーク運営委員、奈良エコライフ研究会代表、環境カウンセラー)
開会の挨拶と容リ法見直し合同審議会の概要報告をする中井八千代さん
(3R全国ネット副運営委員長、中央環境審議会委員、環境カウンセラー)
「資源効率性の高い循環型社会構築に向けた合同審議会の成果と課題、各当事者に求められる役割」との演題で講演する森口祐一さん(東京大学大学院教授)
「パリ協定で目指すCO2削減からバックキャストで考える、日本のごみ問題を考えるための処方箋」との演題で講演する倉阪秀史さん(千葉大学大学院教授)
一般の賛同団体より発言する「全国びん商連合会」副会長の宮永眞彦さん
3R政策地域研究会の栃木地区を代表して発言する「環境問題を考える会」事務局の益子友幸さん
国会への請願署名活動振り返りや合同審議会の報告書への感想、今後の目標等についての発言がありました。
閉会の挨拶をする羽賀育子さん
(3R全国ネット前副運営委員長)
3R全国ネットの今後の組織活動についても説明がありました。
集会終了後、会場近くの居酒屋にて懇親会(会費制)が行われ、参加者同士で更なる情報交換ができました。また環境省からリサイクル推進室・田中室長らの追加参加もあり、環境省とも意見交換をすることができました。
翌日には荒川河川敷のごみ視察会が行われ、有志が参加しました。
船堀から荒川の堤防に移動、河口側に向って河川敷を散策する参加者の一行。
「荒川クリーンエイド・フォーラム」事務局長の伊藤浩子さんの案内で「かわごみ」の惨状を見る参加者一行。
大量のごみを目の当たりにして言葉もなし。
対岸の向こうに見えるスカイツリーとの対比が現代社会の表と裏を象徴しているかのようだ。
水面に滞留しているごみにはペットボトルの多さが目立つ。実際、川ごみの内訳で最も多いのはペットボトルであり、しかも年々増加しているとのこと。
土手側に打ち上げられたごみにはプラ容器や飲料びん、使い捨てライター、タバコの吸い殻等が見られるが、よく見るとマイクロプラスチック(5mm以下の微細化したプラごみ)も混じっている。このまま海ごみになっているものも相当あると想像される。
荒川クリーンエイドの主宰でボランティアによる清掃活動が毎年行われているが、ごみの大半は川の上流から流れて来るため、これだけでは根本解決にならない。上流を含む各地でプラ容器等の分別・減量化が改めて必要との認識で一同合意した。

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