環境問題を考える会
                             

環境問題を考える会・第19回総会および記念講演を開催

7月31日(日)午後1時半より下野市生涯学習情報センター研修室において、環境問題を考える会の第19回総会および記念講演を開催しました。
総会では下野市環境課の山中課長から祝辞と激励の言葉をいただいた後、前年度の活動報告と会計報告がされ、今年度の予算、世話人会役員および活動方針が提案されて、いずれも満場一致で承認されました。
続いて2時から行われた記念講演「下野市の水道水源について考える〜思川開発事業と地域の水資源環境」では、下野市の水道課より市の水道事業の現状を紹介していただいた後、水源開発問題に一貫して取り組んで来られた嶋津暉之さん(「水源開発問題全国連絡会」共同代表)に、思川開発事業の概要とこれまでの経緯、県南自治体との関係や地域の水道水への影響について分かり易く解説していただきました。会場には多数の参加者が集まり、この件を広く市民に理解してもらうことができたと思います。
詳細内容は近日中に「環境問題を考える会」ホームページに掲載する予定です。なお、当日の案内は下記サイトを参照下さい。
http://www005.upp.so-net.ne.jp/kankyomk/2016sokai.html

総会と記念講演の司会をする中村世話人
総会で開会の挨拶をする岡本事務局員。
(酒川代表が体調不良で欠席のため代行)
来賓として、下野市環境課の山中課長から祝辞と激励のお言葉をいただきました。
山中さんは当会が発足した当時、国分寺町に建設予定の民間産廃処分場問題に職員として対処されていたそうです。
総会資料に基づき、前年度の活動報告をする益子事務局員
前年度の決算報告および今年度の予算を提案する会計担当の渡辺世話人。
昨年度の決算報告に対し会計監査結果を報告する監査担当の橋本世話人。
講演に先立ち、市の水道課課長補佐の杉山さんより下野市の水道事業の現状について紹介していただきました。
PCとプロジェクターを使ってビジュアルに解説中の杉山さん。
杉山さんからは下野市の水道事業について、100%地下水による水源、給水施設の概要、水質検査の実績等が説明されました。また下野市の水道料金が県内でも割安であること、下野のおいしい水「夕顔のしずく」も紹介されました。
続いて「水源連」共同代表の嶋津さんより、思川開発事業の概要と地域の水道水源との関わりについて講演していただきました。
PCとプロジェクターにより、豊富なデータに基づいて解説中の嶋津さん。
嶋津さんには思川開発事業の中核である南摩ダム建設の問題点、県南水道用水供給事業計画と下野市の水道水への影響等について、大変緻密で分り易い説明をいただきました。
講演の後、参加者から出たいろいろな質問に対し丁寧に回答・解説される嶋津さん。
思川開発事業に下野市が参加することの是非について、下野市議会の一般質問で取り上げた経緯を紹介する村尾議員。この件で市議会には何も説明がないとのこと。
村尾議員の発言に関連し、元栃木県水道課長の早乙女さんから「思川開発事業に参加するには市議会の承認が必要。それなしに県の計画が進められているのは異常な事態」との説明がありました。
「思川開発事業と栃木市の水道水を考える会」代表の田上さんからは、下野市と同じく思川開発事業の対象となっている栃木市の状況について紹介があり、お互いに市民が声を上げることが必要と訴えました。
思川開発事業の訴訟に関わってこられた大木弁護士からは裁判の経緯等について紹介がありました。(大木弁護士は旧南河内町の顧問弁護士であり、当会のアドバイザーでもあります。)
講演終了後、講師の嶋津さんを囲んで懇親会も行いました。講演では足りなかった質疑や情報紹介があり、ダム問題や地域の水資源環境について更に理解を深めることができました。

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