環境問題を考える会
                             

追跡調査!小山広域のごみ分別回収(環境問題を考える会)

 家庭ごみの6割を占める容器包装類を減らすために容器包装リサイクル法の見直しが課題であり、当会も参加する3R全国ネットからは改正市民案を提示しています。この度、関連活動として小山広域におけるごみ収集状況の追跡調査と情報交換を行いました。
 市民の皆さんが出すごみはどのように収集処理されているのか、殆ど知る機会がないと思いますので、以下に概要を紹介します。どうしたらごみを減らせるのか、これを参考に皆さんも考えてみて下さい。

日時 8月13日(水)8時〜15時
参加者
・3R全国ネット 3名
・小山の環境を考える市民の会 2名
・環境問題を考える会 1名
内容
1.小山地区ごみ収集の追跡調査
2.中央清掃センターの施設見学
3.質疑応答(中央清掃センター事務所)
質疑応答での行政側参加者は以下の通り。
・小山広域組合 1名
・同上中央清掃センター 2名
・小山市環境課 1名
・下野市環境課 2名
・野木町生活環境課 1名

朝8時、小山市からごみ収集を委託されている(有)関東実行センターの本部を訪問。
(小山市外城)
小山市駅南地区のごみ集積所でビニプラごみをパッカー車に回収する作業者の皆さん。
パッカー車は2.5t積みだが、容積ですぐ満杯になる。作業者は運転手を含めて2名。
ビニプラごみとして分別が不適切なもの(びん缶が混じっている等)は収集されず、NGラベルが貼られる。
(特に集合住宅では多い。)
小山市ではびん缶とペットボトルを分別せず、同じコンテナで混合収集される。
これらを分別収集している下野市民には信じられない光景。
びん缶とペットボトルの混合物はコンテナからそのままパッカー車に投入される。
空になったコンテナは別のトラックが回収して回る。
東京地区ではコンテナは全て平積みトラックでそのまま回収するので、空のコンテナを回収する必要はないとのことだ。この辺り改善の余地はないだろうか。
小山広域組合の中央清掃センター(小山市外城)
各地で収集したごみはここに搬入される。
中央清掃センターに集められたびん缶・ペットボトルの混合物の山。
自動選別機にかけるので問題ないとのことだが、始めから分別収集する方が効率的ではないだろうか。
自動選別されたペットボトルは更に手作業で選別され、自動梱包機に送られる。
自動選別されたペットボトルは更に手作業で選別(異物の除去等)される。
ラベルの付いたままのものが目立つ。
自動梱包されたペットボトル。
ラベル付きはそのままで、圧縮もされているが、もっと圧縮できないものだろうか。
ペットボトル梱包(ベールと呼ばれる)の山。
これらは容リ協会の指定事業者にてリサイクルされる。(マテリアルリサイクル)
自動選別されたアルミ製容器(缶)の山。
自動選別された無色透明のびん。
この他に茶色、緑色等のびんも選別され、破砕カレットにした後、容リ協会の指定事業者にてリサイクルされる。
(びんは洗浄すればリユースできるはずなのだが)
自動選別された後の残さ可燃ごみ。
よく見ると、ペットボトルや硬質プラ容器が混じっている。
下野市から回収されたペットボトル。
分別収集しているため別管理されている。
混合収集のペットボトルに比べるとかなり綺麗。一部ラベル付きのものが混じっているが、これならボトルtoボトルのリサイクルも可能と思われる。
各地から回収されたビニプラごみの山。
このまま圧縮梱包機にかけられるので中身の詳細は不明だが、容リ法対象のプラ容器や生ごみも混じっていると思われる。
ビニプラごみの自動圧縮梱包機。
圧縮梱包されたビニプラごみ。
1日で約50個作られるとのこと。
これらの半分は民間の中間処理施設(下野市)に委託されて分解・選別され、その半分が容リ協会の指定事業者でリサイクルされる。
施設を見学後、中央センターの事務所内で質疑応答を行う参加者の皆さん。
左側が行政関係、右側が3R全国ネット関係の参加者。
同左。
容リ法改正における標準費用の参考とするため、広域ごみ処理に関する貴重な情報交換がなされました。
後日、比較のため下野市内のごみ分別収集も調査しました。
これは下野市GT緑6自治会におけるペットボトルの収集ボックス(前日に委託事業者が設置し、当日の事後回収する)。
収集ボックスのペットボトルはキャップもラベルも外されてかなり綺麗。
このまま圧縮梱包すればボトルtoボトルの水平リサイクルが可能と思われる。
びん缶はペットボトルとは別に収集される。
この段階でびんと缶も分別収集する方が効率的ではないだろうか。
分別して出されたアルミ缶。
GT緑6自治会ではアルミ缶は資源ごみとして社会福祉法人「はくつる会」に寄付している。(はくつる会が回収)
排出されたビニプラごみ。
これらは中央清掃センターへ回収され、そのまま圧縮梱包されて、約半分が下野市内の民間施設に委託され分解・選別される。
ビニプラごみを収集するパッカー車。
この地区の収集は(有)アオキが下野市から委託されている。

前のページへ戻る
下野市市民活動支援サイト You がお ネット