下野市自然に親しむ会
                               

絶滅危惧種ワタラセツリフネソウ発見

ワタラセツリフネソウは、2005年に新種として確認されました。関東地方で、このように美しい花が新種として登録されることは、非常に珍しいことのようです。ツリフネソウは、それほど珍しくはありませんが(下野市内ではあいにくと見つかっていませんが)、渡良瀬遊水地ではワタラセツリフネソウしか這えていません。ワタラセツリフネソウは、渡良瀬遊水地以外では、人の手で種を撒かれたと考えられるところが多いようですが、今回発見した場所は、人通りもほとんどなく、殺伐とした河川敷です。このような場所は、河川整備のために、数年置きにブルトーザーなどで整地、除草されますので、近いうちに絶滅する可能性があります。ぜひ、守りたいものです。本種は、埼玉県では絶滅危惧種に指定されています。

ツリフネソウの横顔です。細いひものようなものでぶら下がっています。しっぽはくるくると巻いていて、サザエのような感じがします。まさに、造形の妙というか、「神が創られたもうた」という表現がぴったりの感じです。
ツリフネソウの花を正面から見たところです。中央のところに、スルメの足のように、開いた小さな花弁(小花弁といわれます)が分かるでしょうか。
ワタラセツリフネソウの花の正面です。小花弁が黒くなっています(萎縮している)。ワタラセツリフネソウの一つの特徴です。
わざわざ渡良瀬遊水地まで行って、本場のワタラセツリフネソウを撮影してきました。
ツリフネソウの種の写真です。
ワタラセツリフネソウの種です。表面の模様が違うことが分かるでしょうか。この違いも本種の特徴の一つです。このように、ツリフネソウとの違いは2つしかありません。注意深く観察すると、新発見につながります。

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