環境問題を考える会
                             

3R全国ネットの海ごみセミナーに参加(環境問題を考える会)

 当会は「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク(通称3R全国ネット)」に参加し、今や地球規模の緊急課題であるマイクロプラスチック(MP)の海洋汚染問題に取り組んでいます。世界各国がプラごみの削減に取り組む中で、6月末に大阪で開催されるG20サミットでもMP対策が主要議題として取り上げられます。
 このような背景の下、去る6月1日(土)、東京都内にて上記全国ネット主催の海ごみセミナーが開催され、当会は栃木地区の団体として参加しました。以下、概要を紹介します。(左記の案内チラシも参照下さい。)

日時 2019年6月1日(土)13:30〜16:00
会場 地球環境パートナーシッププラザ GEOC
   (東京都渋谷区神宮前 国連大学ビル1F)
基調講演「マイクロプラスチックによる海洋汚染と
     解決策について」
      東京農工大学 高田秀重教授
事例報告「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」
      京都府亀岡市 環境政策課 山内剛課長
主催 容器包装の3Rを進める全国ネットワーク
   http://www.citizens-i.org/gomi0/
定員 先着90名

 今回のセミナーに参加して、プラごみ問題の深刻な実態と対応処置の緊急性が改めて認識されました。リサイクルや焼却では2次汚染やごみの増大が避けられません。根本的な解決策として、何でもプラスチックに頼る生活を見直し、使い捨てプラスチックを無くして行くことが必要と言えます。そのため2日後の6月3日には「減プラスチック社会を実現する全国ネットワーク」から環境大臣宛てに「減プラスチック社会提言書」が提出されました。この提言書の呼びかけ団体には3R全国ネットが参加しており、当会も賛同団体として参加しました。(詳細は下記を参照下さい。)

当日の会場がある国連大学ビルの正面入口。
この屋外では毎週土日に「青山ファーマーズマーケット」が開催されており、当日も出店のテントが並んでいました。
国連大学の構内。右手が地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)の会場入口。
向かいの広場は毎週土日に開催される青山ファーマーズマーケットの会場になっていました。
GEOCビル1階の講演会場には全国から多くの参加者が集まり、定員90名の会場は満杯でした。やはりプラごみ汚染問題への関心の高さが窺えます。テレビ東京「ガイアの夜明け」の取材もありました。
「マイクロプラスチックによる海洋汚染と解決策」について講演する高田秀重さん(東京農工大学教授)
高田先生はこの分野の研究で日本では第一人者といわれています。
同左。海洋に拡散したマイクロプラスチックが食物連鎖によって人間に取り込まれ、有害物質の一部が体内に蓄積するリスクがあること、解決策としてリサイクルや焼却ではなく、使い捨てプラスチックを減らして行くことが必要と解説されました。
「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」について事例報告をする山内剛さん(京都府亀岡市・環境市民部環境政策課課長)
亀岡市は昨年「プラスチックごみゼロ」を宣言し、レジ袋禁止の条例化にも取り組む等、先進的な自治体として全国的に注目されています。
同左。亀岡市での具体的なプラごみ削減の取組みとして、給水機設置によるペットボトルごみ削減、クリアファイルサーバー、エコバッグシェアツリー等、ユニークな取組みが多数紹介されました。
最後に閉会の挨拶をする中井八千代さん(容器包装の3Rを進める全国ネットワーク副運営委員長)
当日国連大学構内で行われた青山ファーマーズマーケットの様子。
たくさんの出店と来場者で賑わっているが、ここでもペットボトルや使い捨てコップ・ストロー等が当然のように消費されているのは残念なことです。
環境大臣宛ての「減プラスチック社会提言書」表紙。
この提言書は「減プラスチック社会を実現する全国ネットワーク」から6月3日(月)に提出され、衆議院第二議員会館で同日開催された「海洋プラスチック汚染問題緊急会合」で国会議員とメディアに公表されました。
同左本文、2/3頁。
同左本文、3/3頁。

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